積水ハウスさんと裁判した話

弱小サラリーマンが積水ハウスさんと裁判し、数百万円の支払いを受けることができた記録をだらだら書きます。

積水ハウスさんに決めた理由

 実は、1年前に、実家が積水ハウスさんで家を建てていた。外観は立派で、両親もとても満足していた。私もなんとなく、積水ハウスさんがいいかなと思っていた。評判も悪くないし。

 このときの私は、まさか1年後「自分の家と両親の家、両方の家の見えない部分に、全く同じ重大な欠陥を発見してしまう」とは夢にも思っていない。

 

 積水ハウスさんで家を建てる人は、きっとみんな「業界最大手だし、欠陥のないきちんとした家を建ててくれるよね」と信じ、期待していると思う。

 私もそうだった。でも、積水ハウスさんの関わる事件や欠陥って実はたくさんあるし、TVニュースでも報道されていた。ネットでも調べればけっこう出てくる。


 でも、大抵の場合はこう思ってしまう。

「それは特別な例で、私は大丈夫!」

「どんな会社でも多少はあるよ。そんなこと気にしていたら、家を建てられないじゃん」

「万一、不具合があっても積水ハウスさんなら誠実に対応してくれるはず」

 

これに似たのを、心理学で「正常化の偏見」っていうんだよね。人間はリスク情報を正確に受け入れることができない。


 まあ、ハウスメーカー選びが終わって、契約書に双方が押印しているときが一番幸せである


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