きちんと工事されているか簡単に分かる方法
By MrChildren 「隔たり」
さて、3月といえば引き渡しの多い時期だと思う。私も子供の入学に間に合わせたかったこともあり、3月下旬に新居に移った。
引き渡し前に最終検査があり、いくつかの目に見える不具合は修正をお願いした。この時は、積水ハウスさんも迅速に対応してくれる。
そして、目に見えない部分は、基本的に信じるしかない。
これが間違いである。
少しは、チェックをしておくべきだった。
どうやって??
みんなができる簡単な方法は、電気器具の取付部分を確認することである。
各部屋、台所、トイレ、お風呂場、玄関など、すでに照明器具が取り付けてある場所がいい。
①建物受け渡し時には、積水ハウスから「お取扱い説明書ファイル」が渡されると思うが、その時に取扱説明書だけでなく、製品に同梱されていたはずの工事業者向け工事・施工要領も必ず入っているか確認してほしい。なければ、必ずもらうべきである。
②パナソニックでも大光電機でも、下の写真のような電源の接続についての記載がある。下記は大光電機のもので、右上に適合電線について、14mmから15mmをむいて、端子台に取り付けるよう指示されている。何ミリむくかは、器具により異なるから必ず確認する。確実に接続されていないと、火災の原因になる旨、警告もされている。
③完成検査の時(それより前でももちろんOK)に、積水ハウス社員さんに取り付け部分を見たいので外してくれるよう依頼し、むいてある電線の長さを確認する。
④この電線をむく作業が面倒で、いい加減な工事だと、長さが足りないまま、適当に差し込んであったりする。
もし、この確認によって、極端な不備があれば、おそらく他の箇所も適当な工事がされている可能性が高い。
1つの重大な事故(瑕疵)の背後には、いくつもの軽微な事故(欠陥)があり、その背景にはより多くの異常が存在するなんていう「ハインリッヒの法則」があるが、まさに家づくりにはそれが当てはまる。
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