トラブルを避けるために、受け渡し前に確認してほしいこと
前回の照明器具の取付が不適切だったときは、他にも打ち合わせや図面と違う工事がないか、複数人で確認したほうがいい。人数が少ない時は、時間をかけても構わないと思う。不備を一つ見つけると、それまで見えてこなかった不良個所も見つかってくるから不思議だよね。遊びでも仕事でも、そんな経験はある。
もし、複数個所の照明を確認しても施工要領がきっちりと守られていたら幸運だと思う。そしたら次の2つを要望すること。
1.エアコンやユニットバス、トイレ、キッチン調理器具等の全ての設備機器は、メーカーの定める施工要領を守って取り付けてありますか?そのことを責任者が確認した書類を頂きたいです。
*一般的な「施工状況報告書」ではないよ。それは、よく見ると上記のような設備機器に関する項目はないんだ。
*万一、確認されていないようなら、あとでトラブルが発覚しないよう、必ず責任者にチェックしてもらって、OKであった旨の書類をもらってください。
2.実際に、壁内や天井面のどこに電線や配管が施工されているかを示した図面をください。(設計図面ではないよ。あれは概念図だからね)
*機器によっては電線長や配管長に制限があります。また図面がないと、リフォームする時に困るよね。
私の場合は、「そんな図面はありません。全て最短距離で適切に工事しています」との説明を受けたが、裁判になったら積水ハウスさんはちゃっかり提出してきた。
「あるんじゃん!!」
しかも説明と異なり、最短距離で施工されていないうえ、メーカーの定める配管長の上限を超過していた。
残念ながら、積水ハウスさんの工事は、必ずしもメーカーの定める施工要領が守られているわけではない。事実、積水ハウスさんの契約書のどこにも「全ての設備機器はメーカーの定める施工要領を守って取り付けます」といったことは一切書かれていないのである。
ご愛読ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。