積水ハウスさんと裁判した話

弱小サラリーマンが積水ハウスさんと裁判し、数百万円の支払いを受けることができた記録をだらだら書きます。

死亡事故につながる欠陥発覚!その時、積水ハウスは?

 積水ハウスさんの引き渡し前に知っておいてほしい人気の注目記事はこちら:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと


『あれ!?はっしーさん、この電線、細いですよ!』


入居して少し経った5月中旬、欠陥を一番最初に見つけたのは、エアコンを取付に来た近所の電気屋さんだ。さすがプロ!一目見て、すぐに分かった。電気屋さんは続けて言う。


『これは、1.6mm電線だね。普通は2mm電線じゃないとダメだよ。以前、同業者が1.6mmの電線に強引に取付して、トラブルになったことがあるから、、、このままエアコンを取り付けるのは危険だよ。』


 私は、積水ハウスさんに電話をしてみた。


 テュルリンチャ~ン♪


私『すみません。今、エアコンを取り付けようとしたら、電気屋さんから、配管の電線が細すぎるって指摘があったのですが、』


積水ハウス『そんなはずないですよ、、、一応下請け業者に確認して、折り返しご連絡します。』


すぐに、電話が来た。


積水ハウス『下請けさんに確認したら、きちんと指定の電線を使用しているそうです。たぶん大丈夫だと思います。』


私『それは変ですね。今、施工要領を見ているのですが、2.0mm電線が指定されている場所に、禁止されている1.6mm電線が使用されているんです。ちょっと見て頂けますか?』


積水ハウス『分かりました。これから確認しにお伺いします。』


状況を確認せず、すぐ他人に聞いて、「聞いたら大丈夫だって」って答え方は、仕事を適当にする人に多い。


それから積水ハウスさんは、自宅に来て現場を確認した。


積水ハウス『うーん、たしかに細い電線が使用されているようですね。気付かなかった。下請けはちゃんと指定通りと言っていたのに・・・」


私『全てのエアコン取り付け場所が同じ状態です。このままだとエアコンの取付ができず困るのですが、、、」


積水ハウス『そうですね。一度会社に持ち帰り、検討します。』


このまま、1週間以上も連絡がなく、こちらから電話した。


私『この間の、エアコン電線の件、どうなりました?」


積水ハウス『すみません。連絡しようとしたのですが、、、今度、ダイキンに製品の保証期間を延長して5年間とするよう、頼んでみます。それでどうですか?』


えっ!?

なんか変だ!問題をすり替えようとしている。


据付要領では、1.6mmの細い電線は、死亡事故など重大な結果につながる可能性があるとして使用禁止のはずだ。メーカー保証を延長すればよいという話ではない。


積水ハウスさんになんとなく抱いていた不安が不信に変わった瞬間だった。

このあとの積水ハウスさんの対応は、さらに酷いものとなる。


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