積水ハウスさんと裁判した話

弱小サラリーマンが積水ハウスさんと裁判し、数百万円の支払いを受けることができた記録をだらだら書きます。

長年の不正

積水ハウスさんの引き渡し前に知っておいてほしい人気の注目記事はこちら:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと

「当社の基準には合致していませんが、法令上はクリアーしています。」

「直ちに建物に影響があるものではなく、安全性には問題ございません」


このような説明は消費者感覚とかけ離れているものの、いまだに問題企業から耳にすることがある。欠陥があるのか、ないのか、一般消費者には分からないし、あったとしてもそれを証明するのは大変だ。

裁判では、訴えた側(消費者側)が欠陥を証明しないといけないから、並大抵のことではない。

企業は、それをよく知っているから、「安全性に問題ない」と言い訳をするんだね。


 今回のトラブルは、私の自宅だけでなく、2年前に建てた実家も同じ欠陥があった。これは、積水ハウス側からすると面倒な事案だ。過ちを認めたら、他の家も点検して修理しないといけない可能性がある。

おそらく、担当部署だけでなく、法務部や弁護士に相談している。


・・・ってことは、もめる。。。


そこで、積水ハウスさんとダイキンエアテクノさんが自宅に説明に来たときは、裁判に備えて、全ての会話を録音することにした。


実際、その内容は証拠資料として提出することになった。

以下は、音声データを書面化し、実際に裁判所に提出した会話文の一部である。


ダイキン「はっきり言いまして、完全にコンプライアンスが今回守られなかった。社内規定は全て無視されたと、それしか言いようがありません。」

私「チェックしないんですか?」

ダイキン「ある程度、長年やってた業者さんでもありますし、信頼してたと。こんなところをどう解釈するかと言う問題があるのですが、結果としては、私どもに責任が、一次側にあると、これはもう免れません」


積水ハウス×ダイキン。


長年やってた業者の不正だから、きっと私たち以外にも、現時点で欠陥を抱えている人は多いのだと思う


この時は、明らかに過ちを認めていたのだが、次回会ったとき、相手は全く違う対応を取ってきた。

何か、いい理屈を思いついたんだな。きっと。。


実際、その理屈に裁判では少々手こずることになる。


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