積水ハウスさんと裁判した話

弱小サラリーマンが積水ハウスさんと裁判し、数百万円の支払いを受けることができた記録をだらだら書きます。

積水ハウスさんだけじゃない!嘘をつく人のパターン

積水ハウスさんの引き渡し前の人は、こちらを必ず読んで下さい:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと


 積水ハウスさんにダイキン製品を取り付ける際、工事を請け負うのはダイキン工業の子会社「ダイキンエアテクノ株式会社」だ。

 

 今回の欠陥工事について、ダイキンエアテクノ(株)の関係者が状況確認に来た。このとき、積水ハウスさんは同行してこなかった。


 ここで、またしても嘘をつく。

『配管長が15mまでは、電線は1.6mmでOKなんです』

 据付説明書には、10m以上は2.0mm電線とし、且つ全長は15m以下と明記されているのに、こんな嘘をつくのは「素人は据付要項を知らないだろう」と考えているからだと思う。

*この記載を私たちが裁判の証拠資料として提出した後、ダイキン工業のカタログや据付説明書は変更され、一般の人に分かり難い表現になった


 建物引き渡し時には、製品に梱包されているはずの据付説明書を必ずもらおう。注目記事:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと


嘘をつく人は、パターンがあって、だいたい分かる。


私「今回の工事って据付要項を守ってないですよね?」

ダイキン「え!なんでそう思うんですか」(質問に質問返し)


私「規定では2.0mm電線のはずが、禁止されている1.6mm電線を使用している場所があるんです」

ダイキン「ああ、そうでしたか」(話し方がゆっくりになり、目線が移動する。眉間にしわが寄る。)


私「加湿ホースも規定や契約と違う安価なものが使われているんです」

ダイキン「加湿ホースなんてあると、工事しにくくて、私たちも迷惑なんですよ。」(逆切れ)

*この発言にはホント驚いた。加湿機能ってダイキンさんの一押しだよね。


この時、この人とこれ以上話すのはやめた。


次回、ダイキンエアテクノ(株)の責任者と積水ハウスの現場監督が説明に来る。


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素人には分からないだろう!積水ハウスさんのずさんな嘘

積水ハウスさんの引き渡し前に知っておいてほしい人気の注目記事はこちら:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと

 「何か失敗に至る方法があれば、あいつはそれをやっちまう。」Byマーフィーの法則


メーカーの禁止する細い電線を使用していたことが分かり、さらにその対応も、ずれている。こうなると積水ハウスさんが単なる問題児に見えてくる。


 ためしに、加湿ホースがメーカーの指定する高断熱タイプか調べてみた。結果、当然のように指定と違う標準タイプが付いている。契約書でも高断熱って指定しているだけに、もはや単なるミスではなく悪意を感じる。挨拶したり、お茶を差し入れしたり、その時は、すごく物腰やわらかで、一生懸命やってる感じだが、一部の仕事はとてもいい加減だ。


 テュルリンチャ~ン♪ 積水ハウスさんに電話してみる。


私『すみません。電線だけでなく、加湿ホースも指定外のものがついているのですが、、、』


積水ハウス『大変申し訳ございません。すぐに下請けに確認して、折り返しご連絡します』


そして、すぐに電話が来る。


積水ハウス『ご説明します。加湿ホースはエアコン室内機と接続する都合上、壁に近い見える部分は標準ホースがついていて、その奥から高断熱になります。仕様書の通りです。』


この積水ハウスさんの説明は、うそである。

しかも、確認すればすぐにバレる「ずさんなウソ」なのだ。


たしかに、ダイキンの加湿ホースは下図のように室内側1.5m以内は標準の加湿ホースを使用するように指示がされている。だから室内側で確認したホースが標準ホースでも問題ないですよと言いたいらしい。

でも、室外機側を確認すれば、それが本当かはすぐに分かる。


確認した結果、室外機側も当然のように、指定外の標準ホースが使われていた。


素人には分からないと思ってるんだろうな。

この姿勢は、裁判中も、ずっと変わらない。


次回は、下請けであるダイキン担当者が自宅に来た時の話を紹介したいと思う。

死亡事故につながる欠陥発覚!その時、積水ハウスは?

 積水ハウスさんの引き渡し前に知っておいてほしい人気の注目記事はこちら:トラブルを避けるために受け渡し前に確認してほしいこと


『あれ!?はっしーさん、この電線、細いですよ!』


入居して少し経った5月中旬、欠陥を一番最初に見つけたのは、エアコンを取付に来た近所の電気屋さんだ。さすがプロ!一目見て、すぐに分かった。電気屋さんは続けて言う。


『これは、1.6mm電線だね。普通は2mm電線じゃないとダメだよ。以前、同業者が1.6mmの電線に強引に取付して、トラブルになったことがあるから、、、このままエアコンを取り付けるのは危険だよ。』


 私は、積水ハウスさんに電話をしてみた。


 テュルリンチャ~ン♪


私『すみません。今、エアコンを取り付けようとしたら、電気屋さんから、配管の電線が細すぎるって指摘があったのですが、』


積水ハウス『そんなはずないですよ、、、一応下請け業者に確認して、折り返しご連絡します。』


すぐに、電話が来た。


積水ハウス『下請けさんに確認したら、きちんと指定の電線を使用しているそうです。たぶん大丈夫だと思います。』


私『それは変ですね。今、施工要領を見ているのですが、2.0mm電線が指定されている場所に、禁止されている1.6mm電線が使用されているんです。ちょっと見て頂けますか?』


積水ハウス『分かりました。これから確認しにお伺いします。』


状況を確認せず、すぐ他人に聞いて、「聞いたら大丈夫だって」って答え方は、仕事を適当にする人に多い。


それから積水ハウスさんは、自宅に来て現場を確認した。


積水ハウス『うーん、たしかに細い電線が使用されているようですね。気付かなかった。下請けはちゃんと指定通りと言っていたのに・・・」


私『全てのエアコン取り付け場所が同じ状態です。このままだとエアコンの取付ができず困るのですが、、、」


積水ハウス『そうですね。一度会社に持ち帰り、検討します。』


このまま、1週間以上も連絡がなく、こちらから電話した。


私『この間の、エアコン電線の件、どうなりました?」


積水ハウス『すみません。連絡しようとしたのですが、、、今度、ダイキンに製品の保証期間を延長して5年間とするよう、頼んでみます。それでどうですか?』


えっ!?

なんか変だ!問題をすり替えようとしている。


据付要領では、1.6mmの細い電線は、死亡事故など重大な結果につながる可能性があるとして使用禁止のはずだ。メーカー保証を延長すればよいという話ではない。


積水ハウスさんになんとなく抱いていた不安が不信に変わった瞬間だった。

このあとの積水ハウスさんの対応は、さらに酷いものとなる。


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